私たちの『健康』、そして『命』を守るために、感染対策は必要です。
感染症とは、SARSや鳥インフルエンザ、ノロウィルス、新型インフルエンザなど、ウイルスや細菌などの病原体が体に入り、発熱や下痢、せきなどの症状がでることをいいます。
感染症には、人から人にうつる伝染性の感染症のほかに、動物や昆虫から、あるいは傷口から感染する非伝染性の感染症もあります。
感染症はとても危険で、ひどい場合は死に至るケースもございます。
身の回りの生活環境や職場など、感染対策に取り組むことができるよう、知識を身に付けましょう。
感染対策は大きくわけて、6つの予防方法があります。
1.手洗い・手指消毒 | 『手』は汚染を運びやすい一番の媒介物です。きちんとした手洗いや手指消毒を行うことが、感染症や食中毒などをおこなさない為の基本予防です。 |
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2.うがい | 人の口を通じて侵入してくるウイルスや殺菌などに対して効果を発揮する『うがい』。清潔な口腔とのどの環境を作り、ウイルスの侵入を防ぎましょう。 |
3.マスク | マスクの着用は口からのウイルス侵入を防止するためと、自らが保菌しているウイルスの咳などによる拡散を防ぐものです。 |
4.手袋 | 手袋の装着は、ウイルスや病原体が傷のある皮膚に触れるときの予防、手が広範囲に汚染されるのを防止するためです。 |
5.除菌 | 施設内における、テーブル・床・壁・手すり・機械器具など、人と接触する部分を除菌・消臭し感染源を断つことを目的に使用します。 |
6.おう吐物処理 | 病院や介護施設スタッフなどは特に注意が必要な『おう吐物処理』。その中には大量のウイルスが存在するので、注意を払い処理をする必要があります。 |