エントランスに入るとフロア全体が目に入ります。 フロアがきれいに維持されていれば見た人に高級感と清潔感を与えます。
ビル・駅・ショッピングモール・病院、など様々な場所で様々な用途に合ったワックスを使用することで建物の美観の向上と維持管理を容易にします。
現在、建物によって数多くの床材が使われています。
プラスチック系・石質系・木質系・繊維系など、そこからさらに細分化されます。
また、床面には様々な種類の汚れが付着します。
床の洗浄には床材と汚れの原因をしっかりと把握することが必要です。
そうすることで状況に合わせて最適なメンテナンス方法を選ぶことができるのです。
トラブルのないフロア管理をするためにもその特性を知ることが必要です。
一口にワックスと言っても様々なタイプの物があります。
シーバイエスでは各種ワックスを取り揃えております。
現在発売されているワックスの多くがこの樹脂ワックスに該当します。
アクリル樹脂とウレタン樹脂の2種類に分かれ、アクリル樹脂は作業性に優れ簡単に塗ることができます。
一方ウレタン樹脂は作業性は若干の劣るものの、光沢と同様に求められる耐久性に非常に優れたワックスと言えます。
ロウを主成分にした昔ながらのワックスで、ロウを水に溶かしたものを乾燥させてロウの膜を作り床の表面を覆います。
塗膜を磨くことで光沢が得られます。
ワックス除去は比較的容易ですが保護性能はやや劣ります。
ロウを石油系の溶剤に溶かしこんだワックスで木床などの水気を嫌う場所の保護に使用します。
ホモジニアス系や長尺塩ビシートやラバータイルなどの表面が平滑で密な床材では、樹脂ワックスの密着性があまり良くなく、歩行により樹脂ワックスが取れて床材が剥き出しになるため、ヒールマーク、スカッフマークが入りやすくなります。
そこでこのような場合には、下地剤を1~2層塗布してから、仕上げとなる樹脂ワックスを塗布することで、密着を高めることができます。
Pタイルや塩ビの床材のメンテナンスには、「ウェット方式」と「ドライ方式」があります。
ドライメンテナンス用のワックスは高濃度の硬い被膜を形成するのでバーニッシャーで磨けば磨くほど光沢と美観が得られます。
そのためスーパーやデパート等の商業施設、コンビニエンスストアで導入されています。
ワックスを塗っていても何度も歩行するうちに次第に汚れてきます。
そうすると表面を洗浄する必要がでてきます。
ワックス塗膜の表面を洗浄するときに専用の洗剤を使用します。
大理石など酸やアルカリに弱い床材もあるため使用前にしっかり確認しましょう。
洗浄時の汚水の回収が不十分だと表面に洗剤分が残ってしまったり、長い年月が経ったりすると床面が本来の色合いと異なってくることがあります。
そのほかにも水やアルコールがかかることで白化してしまったり、上手く被膜ができず粉状になってしまうことがあります。
こうなると一度ワックスを取り除く必要があります。
その時に使うのが剥離剤です。
オイルやグリス等の油汚れが発生する工場、ガソリンスタンド、車輌関係の施設では鉱物油用のクリーナーを使用して洗浄します。
厨房内の食用油などの落ちにくい油脂類の汚れをすばやく落とすためにはシーバイエスの油脂専用のクリーナーがオススメです。
強力な脱脂力、洗浄力ですばやく完全に頑固な汚れを落とします。
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